健康食材としてのきくらげに可能性を感じて。
代表の太田はサラリーマンを定年退職し、第二の人生として、きくらげ生産者の道を歩み始めました。きくらげを選んだのは、その栄養価の高さからです。普段の食事では不足しがちな食物繊維や鉄分などの栄養素が多く含まれているきくらげは、昨今、健康食材として注目を集めています。
太田自身も健康寿命の重要性を実感しており、人々の健康に密接に関わる「食」の分野で、より多くの方に喜んでいただける事業をしたいという想いから、きくらげ生産をスタートすることを決意しました。当社は、他のきのことの併用栽培ではなく、きくらげ一筋でこれからも生産を続けていきます。
安心して食べられる生のきくらげを、
メジャーな存在に。
現在、国内で流通するきくらげのほとんどが輸入品の乾燥きくらげ。私たちは、国産の菌床を使用し、国内で栽培する純国産にこだわっています。それは、消費者に安心・安全なきくらげをお召し上がりいただきたいという想いからです。 純国産きくらげは現状、全体のわずか1%ほどの流通量ですが、そこに可能性を感じています。今ではどのスーパーでも並んでいるエリンギやまいたけなどのきのこ類も、十数年前まではそれほど知られていませんでした。きくらげの栄養価の高さ、おいしさをもっと多くの方に知っていただくことで、ポピュラーなきのことして普及させることができると考えています。小売業や飲食業のみなさまに安定した供給ができるよう、今後は作付面積、収穫量、生産効率の向上に取り組んでまいります。